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配水管用1/2"(13mm)ポリチューブ/ジョイント部品

スプリンクラーが本来の性能を発揮するためには、一定の水圧と水量が必要です。従って散水システムの設計にとって配水管の配置計画が大変重要なポイントとなってきます。また施工する段階での作業効率を考えた設計も必要です。ORBIT社では使い方が簡単な2種類の1/2“(13mm)ポリチューブとジョイントシリーズ「Blu-Lock」「Brown-Lock」をご利用いただけます。

■メインの配水管について

水量は配水管の口径(太さ)に影響され口径が太いほど流量は多くなります。また水が配水管の中を流れるときに水圧を失いますが、配水管の口径が小さくなればなるほど、圧力減の度合いは高くなります。従って、インラインタイプの散水システムのメインの配水管(水源から電磁バルブ、電磁バルブから各散水エリアまでの配水管)にはポリチューブではなく太さの選べる塩ビ管を使用することをお勧めします。(通常、口径20mm、25mmのHIVPが適当だと思われます。)またアプローチ下のワタリ配管には塩ビ管を使用することをおすすめします。蛇口タイプの散水システムの場合はメインの配水管にはポリチューブを使用します。


■配水用ポリチューブ

配水用ポリチューブには2種類あります。1つはブルーの肉厚の地中に埋設して使用するBlu-Lock 1/2"ポリチューブ。もう1つは茶色で露出しても目立たないBrown-Lock 1/2"ポリチューブです。Blu-Lockはインラインタイプの散水システムでメインの配水管に塩ビ管を使用した場合、塩ビ管とポップアップタイプのスプリンクラーの間のサブの配水ラインとして使用します。塩ビ管に直接スプリンクラーを付けると柔軟性がなく、スプリンクラーへの衝撃により塩ビ管との接続部分が割れる可能性があるからです。(P13図参照)また「蛇口タイプ」でインラインスプリンクラーを使用するため配水チューブを埋設する場合もBlu-Lockを使用します。Brown-Lockは主にマイクロスプリンクラーの配水ラインとして地面に布設して使用します。パンチツール(#61285D)でチューブに孔を開け、1/4"ポリチューブを接続しマイクロスプリンクラーを取り付けることができます。両ポリチューブとも柔軟性があり、カーブした地形にも容易に対応できるので簡単に配管ができ、作業効率が良く、塩ビ管に比べ凍結にも強い点が特長です。

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