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タイマー/電磁バルブ
自動散水システムの司令塔の役割をするのが、タイマーとバルブです。
タイマーは設定された時間に電磁バルブ(電磁弁)の給水弁を開閉し、散水システムの配水管/チューブへの配水を制御します。タイマー/電磁バルブのタイプは、散水システムの水源をどこに求めるかによって、2つに分けることができます。
■インライン(埋込み)タイプ
家に給水しているメインの給水管(サービスライン)を分岐して水源とする場合
メインの給水管を分岐し、散水システム用の配水ラインをつくる、広範囲に散水可能な本格的な散水システムです。水圧/水量の関係で広い庭に同時に散水することが困難な場合や、植物の種類に応じて散水方法を変えたい場合など、庭をいくつかのゾーンに分け、各ゾーンごとに散水を行なうことが可能です。レインセンサーを付ければ雨の日の散水を自動的に中止します。配水管を地中に埋設するので庭の美観も損ないません。
[注]タイマー取り付け付近に100Vの電源が必要です。
■蛇口タイプ
戸外の蛇口を水源とする場合
既存の立水栓の蛇口に電磁バルブ内蔵の蛇口タイマーを取り付ける散水システムです。既存の立水栓に電池式の蛇口タイマーを取り付けるだけなので、新たに大がかりな電気工事や配管工事が必要ありません。
2つの大きな違いはインラインタイプはメインの給水管を分岐し散水用の配管をするので、蛇口タイプに比べて水量が多く、広い範囲に散水可能という点です。またインラインタイプはレインセンサーと連結し雨天での散水を自動的に中止できますが、蛇口タイプはできません。
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